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| 前年度の順位、下位2チームに敗戦を喫したMAD WOLVES。ここからの3連戦、上位3チームとの戦いとなるリーグ戦。残された試合、選手達に出来ることは上位を破り、番狂わせを演じるのみ。選手達の顔に迷いは無い。現実に背を向けず、戦う男の目に戻っていた。しかし結果が全て、勝って結果を残すことは出来るのだろうか。不安と希望が入り混じるゲームとなった。 |
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今週の対戦校は、前年度北大を破り北海道王座に輝いた北海学園大学ゴールデンベアーズ(以降 学園)。秋のリーグではここ数年勝っておらず、苦手意識の残るチームである。
安定感のあるパス、大型ラインと能力の高いデイライトランナーから繰り出されるパワープレーでタッチダウンを量産する学園。それに加え、能力の高いLBが率いるエイトメン・フロントは次々と相手のオフェンスを潰していく。攻守バランスのとれた素晴らしいチームである。
一方、ここ2試合でタッチダウン1本と全く波に乗れていないのが道工OFF。今試合から導入したプロフレックス体型で流れを掴む事は出来るのだろうか。
下馬評でも学園圧倒的有利と評されており、道工にとって厳しい試合になることが予想された。 |
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セレモニーに向かう安藤、小野田、舘合、そして古家。リーグ戦ビジターのユニフォームでの最初の試合となる道工。ここで道工応援席から小さなざわめきが起こる。
古家が今シーズン背負っていた「#50」に代わり、「#39」の番号のユニフォームを纏っているのである。
去年まではFBでプレーしていた古家。今年はライン不足のためOLにコンバートされたこともあり#50のユニフォームをつけていたのだが、今試合FBに再コンバート。以前までの番号だった#39のユニフォームを着用していたのである。元気の無い道工OFFの起爆剤になれるのだろうか。そこにも注目が集まった試合だった。
さて、コイントスに勝ったのは道工。安藤は迷わず前半リターンをチョイス。好調キッキングチームに先制のきっかけを作って欲しいところ。セレモニーが終わり中央に集まる選手達。ついに学園戦が幕を開けたのだ。 |
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学園のキックで幕を開けたこの試合、ここで好調キッキングチームが爆発する。
魅せたのは高野名(#84)。高野名の中央突破で観客席からは大歓声が起こる。
約90ydの独走タッチダウンである。今シーズン、自身2度目となるリターンタッチダウンは道工に大きく波を引きつけた。
道工 7−0 学園 王者学園に強烈な先制パンチを浴びせたのだ。
道工のキックで試合再開、学園陣30ydからの学園OFF。LB 佐藤(#3)のロスタックルなどもあり、学園OFFに1stダウンの更新を許さなかった道工DEF。流れは道工に確実に傾き始めている、そう思われた。
ここから突然、試合は膠着状態に入るのである。
両チームDEFが奮起し、相手に1stダウンの更新を許さない。フィールド中央でのボールのやり取りが続く試合展開、のように見えた第1Qだったがボールは少しずつ学園陣に進みだしていた。
学園DEFの攻守に阻まれるも、垂水(#9)のナイスパントでフィールドを回復する道工。DEF陣も学園の反則、パスキャッチミス等に助けられるという場面があったものの、DB陣が好守を魅せる。CB 畠山(#25)のパスカットなどもありゲインを許さない。気付けば第1Q終了間際には学園陣40yd付近まで攻め込んでいたのだ。 |
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学園陣40yd付近、4thダウン残り5ydから始まった道工OFF。道工はパントを選択。しかしこのパント、道工に大きなチャンスをもたらすことになる。
垂水(#9)のパントはきれいなスパイラルを描き飛んでいく。予想以上に距離の伸びたパントに相手リターナーは目測を誤りキャッチミス。そのボールをキャッチしたのは伊藤(#12)、ターンオーバーで道工は学園陣10ydからの攻撃をもぎ取る。
このビックプレイで追加点のチャンスを得た道工、1stダウンでRB 古家(#39)のダイブが決まり、エンドゾーンまでのこり1ydに迫った、と思われた。
このプレー、両スロットバックのイリーガルモーションの反則を取られ、このゲインは無効となってしまう。この反則を引きずるようにゲインの出来なかった道工OFF。4thダウン9ydの局面を迎えることとなる。ここでベンチはフィールドゴールを選択、キッカーは澤田(#29)。この25ydフィールドゴール、澤田の蹴ったボールはわずかに左にそれてしまうのである。
追加点の奪えなかった道工大は相手に攻撃権を譲ることに。嫌なムード漂う道工、残り3分で始まった学園陣20ydからの学園OFF。流れは学園か、と思われた翌学園OFFをSFコンビのDB 舘合(#16)とDB 伊藤(#12)が好守を魅せる。
伊藤が相手のドロープレーをロスタックルに仕留めると、続く3rdダウンにはオープンのランプレイを舘合がロスタックルに仕留める。この二人のファインプレーにより学園はパントを蹴ることに。高野名のナイスリターンもあり、約50ydからの攻撃をもぎ取るのだ。
ここでQBが小野田(#7)から垂水(#9)に交代、気になるこのシリーズで垂水は立花(#22)、舟橋(#44)、古家(#39)と、立て続けにダイブをいれる。
あっさり1stダウンを更新した道工OFF。続く攻撃で投げられたパスはRB 高野名(#84)にヒット。学園陣約30yd付近まで一気に攻め込むのである。
この勢いでエンドゾーンまで攻め込みたい道工OFF、しかしここで学園の重量ラインが目を覚ます。
RB 安藤(#6)のランプレイをロスタックルに抑えると、続くダイブも大きなゲインを許さない。迎えた4thダウン残り4yd、ベンチはギャンブルを選択。RB 高野名(#84)が持つも、これもノーゲイン。ターンオーバーでまたも追加点のチャンスを逸してしまう。
迎えた学園陣23ydからの学園OFF。1stダウンでCB 畠山(#25)のあわやインターセプトと思われるパスカットもあり、道工が流れを掴んでいるかのように思われたこのシリーズ。学園は3rdダウンの攻撃でパスをチョイス。パスは成功し、がぜん勢いに乗るかと思われたこのプレー、学園陣のOLのホールディングが取られており、このパスは無効、3rdダウンを繰り返すこととなるのだ。
この3rdダウンリピート、このプレーが大きく試合を動かすことになる。
学園OFF、ここでスクリーンパスを試みる。RBへ投げられたパスを、なんと新人DLの三谷(#53)がインターセプト。タックルに来た相手QBを振りほどき、学園エンドゾーンに駆け込んだのだ。
DL 三谷(#53)の自身初となる35ydインターセプトタッチダウン。
キックも決まり、 道工 14−0 学園 ここへ来て道工、大きな追加点を獲得する。
道工のキックで試合再開、学園陣38ydから始まった学園OFF残り2分を切っていることもあり、ここから学園OFFはパスで道工DEFを脅かす。
1stダウンを更新されるものの、次の攻撃をまたもCB 畠山(#25)のパスカットやDL陣がプレッシャーを与え続け、パスを阻止する道工DEF。我慢のDEFにこの男が応えた。
3rdダウンの攻撃、相手QBが放ったボールはCBに入っていた高野名(#84)の手中へ。高野名のインターセプトにより、残り時間1分で再び攻撃権を得ることとなる。3rdダウン残り10ydの局面で、WRに入っていた小野田(#7)へのパスが成功。1stダウンを更新する。ここで道工2回目のタイムアウト。50yd付近から8秒を残しての攻撃となる。
プレー再開、QB 垂水(#9)の投げたパスは、大きな放物線を描いてWRに入っていた畠山(#25)がキャッチ。タックルされ、エンドゾーンになだれ込む畠山。タッチダウンかと思われたこのプレー、ゴール前残り数10センチのところでのダウンと宣告されたのだ。道工、すぐさまタイムアウトを要求したが時間はもう残っていなかった。
前半戦終了。 道工 14−0 学園 王者学園に前半2本のリードで折り返すこととなる。
「いける…」だれもがそう思ったに違いない。しかし4年生は忘れていなかった。2年前、前半リードで折り返したものの、後半追いつかれて逆転負けを喫したことを。
表情の緩みだす選手たちを4年生は厳しく叱った。
「まだ勝ったわけじゃない!油断するな!!俺たちは去年の王者と戦っているんだ!!」
ハーフタイムのベンチで珍しく声を荒げる主将 安藤(#6)。この一言でとても良い緊張感を取り戻した道工ベンチ。思えばこの一言がチームをこの後、さらに強く引っ張っていったのかも知れない…。 |
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周りの木々も、うっすらと赤く色づき始めた円山競技場。気温は15度前後、時折寒風がフィールドを包んだこの日、天候はくもり。確実に秋の気配をのぞかせている。試合が始まると、空を覆っていた雲は少しずつ姿を消し、ハーフタイム時には日差しが競技場にかかり気持ちのよい天候となった。
北星戦と同じくらい…とまではいきませんでしたがこの日も沢山の方が応援にかけつけてくれました。父母、そして選手の友人の皆様。ぜひ応援は赤いメガホンが目印の、道工スポッター席にお越し下さい。
学園戦お越し下さった皆様の写真を今回も掲載いたします。
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道工 澤田(#29)のキックで後半開始。学園陣30ydからの学園OFF。開始早々に学園OFFが爆発する。開始直後の2ndダウン、ロングパスが道工DEFを襲う。疲れの見え始めたCBを攻めたてられ、50ydのロングパスが決まったのだ。一気に道工陣30yd付近まで攻め込まれた道工DEF。続く1stダウンで学園OFFのパスがあっさり決まりタッチダウン。
わずか3プレーでタッチダウンを奪われた道工。わずか1分少々の攻撃で失点を喫した。しかしこの後のトライフォーポイント。学園はなんと外してしまったのである。
道工 14−6 学園 道工、これは長く苦しい後半23分間の始まりの合図に過ぎなかった。
学園のキックで試合再開。道工陣35ydからの攻撃はRB 古家(#39)の力強いダイブが功を奏し、1stダウンを更新。しかしこの後続かず4thダウン残り4ydの局面を迎えてしまう。
この場面、ベンチはパントのスペシャルプレイを選択。RB 立花(#22)がボールを持って左サイドを駆け上がる。立花はフリーで目の前に現れた相手LBを振りほどき、更新線を越えたあたりでダウン。1stダウン更新かと思われたこのプレーは、残念ながらLBにタックルされた時点でダウンと宣告されたのだ。ターンオーバーである。
結局学園陣48ydから学園にオフェンスを譲ることになった道工DEF。流れは学園に傾き始めている。
2ndダウンの攻撃、学園OFFはドロープレーをチョイス。これがかなりのゲインを見せる。それと同時に反則を示すイエローフラッグがフィールドに投げられていた。
主審はディフェンスのフェイスマスクの反則のジェスチャー、うなだれる道工ベンチと観客席。しかしその直後、主審はオフェンスのホールディングもあったことを示すジェスチャーを見せたのである。
道工のフェイスマスク、学園のホールディングでオフセッティング。1stダウンは取り消され、2ndダウンのリピートとなったのだ。これで勢いづきたい道工DEF。しかし学園OFFはそれを嘲笑うかのように底力を見せるのである。
翌2ndダウンであっさりパスを通し、1stダウンを更新した学園は攻撃の手を緩めない。パスとランが美味くかみ合いじわりじわりと前進する学園OFF。気付けばボールは道工陣25yd付近まで進められていたのだ。
ここをしかしここを踏ん張った道工DEFは4thダウン残り4ydを迎えることになる。学園OFFはもちろんギャンブルを選択。道工はここで1stダウンを更新されると、とても厳しい状況に追い込まれることは必至。フィールドに緊張感が走る。
しかしこの局面、学園が痛恨のフォルススタート。5yd罰退の後、学園はフィールドゴールを狙いにきたのである。
45ydのフィールドゴール、ボールはゴール手前で失速。フィールドゴールは失敗で学園、得点できず、ここで道工に攻撃権を譲ってしまうのだ。
道工陣28ydから始まった道工OFF。相手DLのQBサック等もあり、ここでも仕事をさせてもらえずパントを蹴ることとなる。
学園陣45ydからの学園OFF。OLのホールディングの反則で罰退、そしてLB 安保(#46)のQBサックも手伝い、大きく陣地を下げてしまうことになる。パントを蹴った学園だが、陣地は回復できず、道工は50ydからの攻撃を獲得。ここでゲームは第4Qへ突入するのである…。 |
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ランプレイで時間を使う道工OFF。しかしこれをことごとくロスタックルに抑える学園DEF。4thダウンのパントを迎えた道工に、第4Q開始早々ビックプレイが生まれる。
垂水(#9)の蹴ったパントは学園陣深くに飛び込み、ゴール前1ydでピタリと止まったのだ。
垂水の素晴らしいパントキックにより、エンドゾーンを背負っての攻撃を強いられた学園OFF。勢いづいた道工DEFは学園OFFにゲインを許さない。学園陣2ydからの学園のパントだった。
相手センターの放ったスナップ。やや高めに膨らんだスナップは相手パンターの両手をすり抜けエンドラインを越えてしまう。セーフティである。
垂水のパントとDEFがもぎ取ったこの2点。これはかなり大きな得点だった。
道工 16−6 学園 この時間帯での追加点、この時間帯での10点差。学園に大きくのしかかる。
道工のリターンで試合再開。道工陣41ydからの攻撃が再び始まる。ランプレイで時間を使う道工OFF。4thダウンでパントを蹴るが学園のリターナーが好ゲイン。学園50ydからのオフェンスが始まる。
この流れで早い時間帯に1本獲っておきたい学園OFF。ランを二つ重ねた後の3rdダウン残り4yd。学園OFFはロールのパスを選択。このボールをキャッチしたのは、なんとLB 佐藤(#3)だった。道工、4分を切ったこの時間帯、今試合3回目となるインターセプトはとても大きかった。このファインプレーにより道工は自陣45ydからのオフェンスが再び始まることになる。
ランプレイを重ね、時間を使いながら前進したい道工。しかしこのシリーズ、道工のホールディング、フォルススタートの反則が邪魔をする。結局1stダウンの更新は出来ず、パントを蹴る道工。学園陣35ydからのオフェンス、残り時間は約2分。パスを二つ投げるも失敗に終った翌3rdダウン、このパスも失敗、と思われたのだがここでDB 伊藤(#12)にパスインターフェアの反則があり、学園は1stダウンを更新。ここでもパスを通し、迎えた3rdダウン1ydだった。
学園OFF、オープンへのランをチョイス。しかしこれをLBに入っていた澤田(#29)が好タックル。ゲインを許さない。
結局翌4thダウンギャンブルでパスを失敗。ターンオーバーにより50ydからの道工OFFを獲得する。
ダイブで時間を使おうとする道工OFFに対し、残っているタイムアウトを使い時間の浪費を最小限に食い止める学園DEF。学園の攻撃が始まるころには残り1分を切っていた。
学園陣30ydからの学園OFF。逆転を賭け、道工陣へ投げられたロングパスはCBに入っていた
高野名(#84)の胸に。道工DEF、今日4回目のインターセプトは相手にとどめをさす50ydのインターセプトタッチダウン。キックは失敗するもののこれで勝利を確信する。
道工 22−6 学園 残り時間は10秒を切っている。
結局次の道工のキック、学園はリターンで時間を使い果たしてしまい、ここでタイムアップ。
試合終了、 道工 22−6 学園 今シーズン初勝利は昨年の王者、学園からとなる大金星となった。
タイムアップの瞬間、選手はサイドラインで泣き崩れた。今シーズンの初勝利、ここまで本当に長かったのだろう、辛かったのだろう。試合後に観客席前列まで駆けつけてくれた父母、OB、そして選手の友人に一列に並び、挨拶を済ませた後で、再び歓喜に沸いた。 |
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| 「学園戦を振り返ってみると、チーム全員の気持ちの歯車が噛みあっていたと思います。ただ(勝ちたい)という強い気持ちが結果に結びついたのだと思います。ビックプレーはあったものの、チャンスをものにできていなかったり、ミスも多く見られました。そこをしっかり調整し次戦の北大に挑みたいと思います。」 |
| 主将 安藤(#6) |
「オフェンスは集中力が続かない。いいところでミスをしてしまうところが前節までと全く変わっていない。これではダメ。北大戦までもっともっと詰めていかないと。全体では運が良かった。しかし気持ちは前の2試合とは全く違っていた。声も出ていたし何より選手たちの顔つきが変わっていた。何かやってくれると信じていた。この勝利は大きい。北大戦もこの勢いに乗り、勝利をものにしたい」 |
| ヘッドコーチ兼オフェンスコーチ 鈴木健之 |
「この1週間、相手に合わせての基本的な練習を重ねてきました。その練習の成果が報われた結果の勝利だと思います。しかしディフェンスも課題はまだまだ山積み、しっかり反省して次につなげないといけません。この勝利の喜びを糧に次の試合に繋げていければよいと思います。 |
| ディフェンスコーチ 相馬徹平 |
「この試合、高野名のリターンTD、垂水のパント等、試合を動かすキッキングのビックプレイが勝利を呼び込んだ。この試合でキッキングチームは自信を持てたと思う。次週の北大は素晴らしいキッキングを擁するチーム。こっちも現状に甘んじず進化を続けていきたい。 |
| キッキングコーチ 高橋優和 |
「選手達が腐らずに努力し、考えた結果。流れを引き寄せる力がこの日のチームにはあった。特に狙っていたキックオフリターンで成果を挙げられたことは素晴らしい。アメリカンフットボールがオフェンス、ディフェンス、キッキングの3チームで戦うスポーツだということを改めて実感した。ゲームに偶然は無い、選手、スタッフたちの積み上げてきたことが必然の結果を掴み取ったのだと思う。本当に良くやってくれた。次も良いゲームをして今回の結果が実力だったことを証明したい。」 |
| 監督 高幡昌宏 |
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開幕2戦の敗戦に、選手たちは下をうつむくことなく、常に前を向いて戦い始めた結果がこの勝利に結びついたのだ。この1週間の努力が学園戦の勝利に結びついたのだろう。試合終了後のあの「涙」になったのだろう。
僕の高校時代、野球部の監督は僕にこんな言葉を残してくれた。
「試合後、勝っても負けても泣くことが出来るくらい努力をしろ。」
一生のうち、嬉し涙を流すことの出来るチャンスというのはそうそう無いと思う。
選手、スタッフのみんなはそのチャンスの真っ只中にいるのだ。
勢いに乗る道工、次の相手は王者奪回を目指す北大。番狂わせを演じることが出来るのだろうか。
生まれ変わった狼達は今日も闘志むき出しで、2試合の敗戦で折れなかった、気持ちという名の「牙」をグランドで砥いでいる。 |
| (高橋優和) |
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